重陽の節句とは?どんな祝い方をする?食べ物は?

重陽の節句(ちょうようのせっく)とは、あまり耳にする機会が少ないかもしれませんが、中国から伝来した習わしで、五節句の最後のお祝い事とされています。

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そもそも五節句とは・・・?

五節句は、季節の変わり目に、旬の植物から生命力をもらって邪気を祓うという目的から始まった習わしで、奇数が重なる日が選ばれています(1月だけは元旦は別格とし、7日になっています)。

1月7日・・・人日(じんじつ)の節句
3月3日・・・上巳(じょうし)の節句(=桃の節句、ひな祭り)
5月5日・・・端午の節句
7月7日・・・七夕の節句
9月9日・・・重陽の節句

重陽の節句とは?

重陽とは、中国から伝わった言葉で、おめでたいとされる奇数(陽数)のうち、一番大きな数「9」が重なることから、とても縁起の良い日とされています。

中国では、この日に菊酒を飲み、長寿と無病息災を願う習わしがありました。
古代中国では、菊は仙人のいるところに咲くと言われ、邪気を払い長生きする効能があると信じられていたのです。

この風習が日本に伝わり、奈良時代には「菊花の宴」が催されていたことから、重陽の節句は「菊の節句」とも言われ、現在では各地で菊祭りや菊人形展などが行われたりしています。

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重陽の節句はどんな祝い方をする?

■菊酒
日本酒に菊の花びらを浮かべて飲むと、災厄を払うと言われています。
食用の菊をキレイに洗って杯やグラスに浮かべればいいので、自宅でも簡単にできますね。

■温め酒
重陽の日に温かいお酒を飲むと、病気にならないという言い伝えもあります。

■菊の被せ綿(きせわた)
重陽の日の前夜、菊の花に真綿をかぶせて一晩置き、菊の香りが移り、朝露で湿ったこの綿で顔や身体を拭いて長寿を願うという行事のこと。

■菊枕
重陽の日に菊を摘み、乾燥させたものを枕に詰めて寝ることで、邪気を払い、頭と目をよくすると言われています。

重陽の節句の食べ物は?

菊酒のほかにも、食べる習わしがあるのは次のようなものがあります。

■栗ごはん
江戸時代からは栗ごはんを食べる習わしもあり、「栗の節句」ともよばれています。

■秋なす
重陽の節句の日に秋なすを食べると「中風(ちゅうぶ)にならない」という言い伝えがあります。
(中風:脳出血などによって起こる、半身不随、手足のまひなどの症状。中気。)

■和菓子
菊をかたどった和菓子を食してお祝いしたりします。

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